日本海沿岸東北自動車道(日東道)の延伸により神林岩船港インターチェンジの開設が決定したため、当時の道の駅ブームにのり、新たな観光拠点として設置された施設です。地元を同じくする当社が「物産館」の建築を手がけました。以降、増設された数棟も当社が担当しています。
施設ができた場所は、もとは旧・神林村(現・村上市)の公共工事で排出された土砂を集めた三角地でした。そのため施設を建てる位置については検討を重ね、安全な地盤が確保できる道路から少し奥まった場所に決定。そのほかを駐車場にするプランで進行しました。
日東道をはじめ、付近には国道7号線、290号線、345号線の複数の主要道路が通る好立地により、地域に開かれたサービスエリアとして多くの人が訪れています。物産館も、地元特産品の木工製品、農産物加工品や地元農家の野菜直売など地元産業を発信し、様々な交流を生み出す場となっています。地域の象徴的な施設に携わることで、当社も新たな信頼と実績を築くことができました。