施工実績

日東道地吹雪防止柵新設工事

1. 厳しい環境での施工に挑戦

日本海沿岸東北自動車道(日東道)が通過する新潟県北部地域は、広大な田園地帯が広がり、冬季は強風による地吹雪が発生するエリアとして視程障害が問題視されていました。日東道における地吹雪対策として防止柵が設置されることになり、当社は通行を妨げることなく、難しい法面に堅牢な基礎杭を打つための施工法を提案。それが認められて受注につながりました。

2. 精度を極め、質を高める

基礎杭さえ正確なピッチで施工すれば、あとは規格のパーツを組み立てるだけで防護柵は完成します。しかし平面なら問題はないものの、盛り土の斜面に狂いなく基礎杭を打つには高い技術が必要とされました。そのため、幾度となく測量を繰り返して正確な位置を割り出し、打ったときの衝撃で杭がずれないよう、自作した鉄製のH型枠で杭を挟むように固定して施工する方法をとりました。

3. 視認性の向上を実現

地吹雪防止柵の設置により視認性が向上し、冬季の走行の安全性も増しています。また、発注元からは基礎杭の施工において10cm程度のズレは許容範囲とされていましたが、最終的に2.5cmの誤差で工事を完了することができました。品質にこだわり、測量の回数を重ねて精度を極めたことが奏功した結果です。

4. アクセス